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スコープ管理ツール
要件をすべて作ると予算がパンクします。一覧にして「作る/後回し/作らない」を見える化し、開発会社や社内との合意を加速するためのツールです。
1
要件を一覧で見渡せる
要件定義書(Markdown)を貼り付けるだけで、機能ひとつひとつを表に展開。 全体ボリュームが一目で分かります。
2
3つの軸で優先度を判断
ビジネス価値・現場で使えるか・技術コストを 評価。書籍『システムを作らせる技術』のFM手法に準拠しています。
3
合意した結果を共有できる
「作る/後回し/作らない」の判定結果はCSVやMarkdownで出力。 社内承認や開発会社への提示にそのまま使えます。
こんな成果物が手に入ります
CSV / Markdownでダウンロード可能『システムを作らせる技術』(白川克 著)で紹介されているFM(ファンクショナリティ・マトリクス)と同じ考え方で、要件の優先度を表にまとめます。
| ID | 要求文 | ビジネス価値 | 現場で使えるか | 技術コスト | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| REQ-SA-1-001 | 注文の新規登録(顧客→商品→数量→確定) | ★★★ | ★★★ | 低 | 作る |
| REQ-WH-1-004 | 在庫一覧での安全在庫アラート表示 | ★★ | ★★★ | 中 | 作る |
| REQ-SY-1-002 | 仕入先への発注書PDF自動送信 | ★★★ | ★★ | 中 | 後回し |
| REQ-SA-2-001 | バーコード未登録商品の写真認識 | ★ | ★ | 高 | 作らない |
※ 上記はイメージです。実際の項目は読み込んだ要件定義書に応じて変わります。
「作らない」も明示するのがコツ:
「やらないこと」を一覧に残しておくと、後から「やっぱり欲しい」と言われた時に「なぜ最初に外したか」が一目で分かり、要件の膨張(スコープクリープ)を防げます。
使い方(4ステップ)
- 1 要件定義書(Markdown)を読み込む。「サンプルを試す」を押すか、 ユーザーストーリー作成ツール で作ったMarkdownを貼り付けてください。
- 2 「要求文を抽出」を押す。
REQ-XXX-NNN形式の要求文を自動で表に展開します。 - 3 3つの軸で評価する。書籍『システムを作らせる技術』のFM手法に準拠しています。
- ・ビジネス価値(★1〜3):会社や顧客にどれくらい価値があるか(★3=高い)
- ・現場で使えるか(★1〜3):実際に使う人が業務として使いこなせるか・他部門調整やデータ準備が必要か(★3=使いこなせる)
- ・技術コスト(低/中/高):開発の難しさ・期間(高=作るのが大変)
3項目すべて埋まると「判定を自動推定」が提案します。判定ルール: 「ビジネス価値★1」「現場で使えるか★1」「技術コスト=高」のどれか1つでも該当 → 作らない(使われない/無謀)/ 3軸とも良い側に2つ以上振れている → 作る/ それ以外(中庸) → 後回し。最終判断はご自身で。
- 4 結果を共有。CSV/Markdownで出力して、社内承認や開発会社との合意形成にお使いください。データはお使いのブラウザにのみ保存されます(サーバーには送信されません)。
FMという手法:書籍『システムを作らせる技術』(白川克 著)で紹介されている、機能ごとに白黒つけて合意形成する手法です。詳しくは
こちらの解説記事
もご参照ください。
1. ユーザーストーリー仕様書(Markdown)を読み込む
`- **REQ-XXX-NNN**(種別・優先度・由来:XX)` の形式で書かれた要求文を自動抽出します。
あわせて使うと便利なもの
- ユーザーストーリー作成ツール :このツールに取り込む要件定義書をAIで作れます(自由記述からでOK)
- ユーザーストーリー仕様書サンプル(.md) :このツールで読み込めるMarkdownのお手本
- プロジェクト管理 完全ガイド :要件の絞り込みやスコープ管理の考え方をコラムで解説